入浴介助の思いやり①

介護
ソッコーで辞めた老健での話
入浴介助

 

入浴介助、どこの施設でも大変な介護業務の一つですよね。

私がソッコーで辞めた老健でも利用者さんを午前中に全員入れていました。

脱衣場に続々と利用者が来られて脱衣をしてもらいます。

まだ入浴できないとも知らない利用者さんたちが、、

脱衣、、服を脱いでシャワーチェアーに乗せられて、、

 

そうなんです、脱衣場のスペースが空いていれば次の利用者さんを連れてくるんです。

服を脱がせ10分15分平気で待たせるんです。

脱衣場には利用者さんの列が3列くらいできていたかな、

しかもシャワーチェアーに乗せて裸で。。

 

私がバスタオルを肩にかけると

お局が、

 

そんなことしなくていんだよ!すぐに入るんだから!!時間の無駄!!

と一喝されました。

さすがに、え?とキョトンとしてしましました。

いやいやいや!!

裸ですから!待たせていますから!!配慮ですから!!

と心で叫んでいました。

なんだよこの施設は!と怒りを覚えました。

 

リーダーや介護長の意見は

時間がないからしょうがないでした。。

悲しいですよね。

利用者さんはモノではなく人ですよ。

 

こんな考えの施設はまだまだ多いのかな?と退職する材料の一つになってしましました。

 

どこの介護現場も時間に追われ追われていることは事実です。

しかしそれを理由に業務の見直しや、

利用者の生活クオリティーを考えないことは

職務怠慢です。

忙しいのはわかります。大変ですよね。

スピードだけを重視して行われる業務は職員も息詰まるし

事故の発生率をあげます。そして利用者への配慮が欠けてしまうことが多いです。

 

常に業務内容や介護内容の見直しをする意識をもって利用者へ向き合いましょう!

 

ありがとうございました

 

 

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